どもども、10年で5000冊以上の漫画を読んだマンガマイスター、まっちゃです🍵
今回は『Shrink』という漫画についての紹介。
さっそくいつもの”やや辛口評価”から。
画力:
ストーリー:
世界観:
役立ち度:
知識が深まる度:
一言まとめ
精神病大国に生きる、全日本人に読んで欲しい精神医学マンガ
『shrink』の最大の魅力は、右肩上がりに増える精神疾患についての知識を得られるという点。
今日はそんな、『Shrink』の魅力について深堀りしていきたいと思います。
それでは参りましょう!
『Shrink』の基本情報
ポイント
- 既刊:2巻
- 作者:月子, 七海 仁
- ジャンル:医療(精神医学)
~あらすじ~
パニック障害、うつ病、発達障害――。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う――。「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」
『Shrink』の魅力とは?
『Shrink』の魅力は以下の2つです。
- データで心を救ってくれる
- ”精神疾患のあるある話”がしみじみ共感できる
データで心を救ってくれる
例えばみなさんは、精神疾患が日本で右肩上がりに増えて、平成29年には約420万人に達したことを知っていますか?
アメリカでは3人に1人が精神疾患だと知っていましたか?
精神疾患というのは、思った以上に身近なものなんです。
なのに、日本では「精神病だなんて...」という価値観が蔓延っている。
どれだけの人がこの価値観に苦しめられている事でしょう?
『Shrink』は、そんな価値観を柔らかくほぐしていってくれます。
「自分は全然変じゃないんだ」
と、心の底から思えるようになります。
”精神疾患のあるある話”がしみじみ共感できる
まず、この1ページを見てください。
「私この苦しさに名前をつけてほしかったのかも」
僕は自律神経失調症を患ったことがあるのですが、この気持ちがひじょ~~~~に!よく分かります。
”あるある話”って、聞いてるだけで楽しいじゃないですか?
つまり、『Shrink』の中では”精神疾患のあるある話”が散りばめられているわけです。
だからこそ、今疲れている人、病み気味の人、精神疾患を実際に患ったことがある人に痛切に突き刺さるわけです。
『Shrink』まとめ
『Shrink』は、以下のような方には本当に読んで頂きたいです。
- 会社や学校に行くのがツラいと感じている方
- 「生きるのに疲れた」と感じている方
- 病みやすい方
現代において精神疾患なんて普通なんですよ。
その事実を等身大で表現し、”実感”させてくれる素晴らしい作品。
ぜひ読んでみてください。
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