どもども、10年で5000冊以上の漫画を読んだマンガマイスター、まっちゃです🍵
今日は『娘の友達』というマンガについて紹介します。
早速いつもの”やや辛口評価”から。
※各項目25点満点
画力:20点
ストーリー:22点
世界観:22点
テーマ性:23点
総合評価:87点(100点満点中)
この作品の最大の特徴はテーマ性にあります。
現代に生きる人の柔らかい部分に踏み込んでくる。
だから、深く深くココロに刺さるんです。
そんな『娘の友達』の魅力をここから深堀りしていきましょう。
それでは参ります(゚∀゚)
『娘の友達』の基本情報
基本情報
- 既刊:4巻
- ジャンル:サスペンス、恋愛
- 作者:萩原あさ美
~あらすじ~
家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。
一言まとめ
痛烈な社会的テーマを読者に投げかける恋愛漫画
『娘の友達』の魅力とは
僕が思うに、『娘の友達』という作品には3つの魅力があると思います。
3つの魅力
- 誰もが抱える”肩書き”に対する気持ちを代弁してくれる高揚感
- 薄氷の上に成り立つ恋愛へのドキドキ感
- 壊れた恋愛物語の中に見出す古都のかわいさ
1つずつ解説していきますね。
誰もが抱える”肩書き”に対する気持ちを代弁してくれる高揚感
「父親でも課長でもない俺はいちゃいけないのかよ...」
このセリフを読んだ時、震えました。
きっと誰もが、”肩書き”の下に埋もれている”本当の自分”を探している。
そんな気持ちを、紙面に載せて代弁してくれているんですよ。
こんなの、読むのに夢中になってしまいますよそりゃ。
あなたの持つ肩書きは何ですか?
薄氷の上に成り立つ恋愛のドキドキ感
あらすじにもあるように、『娘の友達』は背徳のサスペンス。
常にスレスレを攻める物語に、ドキドキせずにはいられません。
早く結末を見たくて、ページをめくる手が止まらなくなります。
売りたいからドキドキすると言っているのではなく、本当にドキドキします(笑)
壊れた恋愛物語の中に見出す古都のかわいさ
ヒロインの古都がかわいいんですよ。
しみじみかわいいとかじゃなくて、脳に直接ぶち込まれる系のかわいさです。
例えば、この描写。
あざとさの極地みたいな1シーンなのに、なぜか可愛く見えてします。
恐らく、”背徳サスペンス”というジャンルに絶妙にマッチしているのでしょう。
このように、『娘の友達』でしか味わえない独特のヒロインの可愛さを味わえるのも1つの大きなポイントですね。
『娘の友達』まとめ
『娘の友達』を改めてまとめると、以下のようになるでしょう。
社会派背徳ラブサスペンス
倫理的タブーに踏み込んだ見事な一作ですね。
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それでは今回はこれでおしまい。
ンまたな('ω')ノ