どもども、まっちゃです🍵
今回は絶賛放送中の、俺ガイル3期OP『芽ぐみの雨』を考察したらクッソ面白かったので、記事にします。
結論から言ってしまうと、『芽ぐみの雨』は”由比ヶ浜結衣の切ない心情を表した歌”です。
その根拠を、この歌のエモい部分を交えてお話していきます。
目次
『芽ぐみの雨』の5つのポイント
芽ぐみの雨には以下の画像の通り、5つのポイントがあります。
1つずつ解説していきます。
その①:冒頭と最後が”歌詞の意味”で繋がっている
『芽ぐみの雨』冒頭と最後の歌詞は恐らく、俺ガイルという物語の冒頭と最後の結末をリンクさせているのでしょう。
「流れ切った文字の後 ひとり 続きを待った」では、1人で問題を抱え込んでがんじがらめになっていた3人の様子を表しています。
それに対して「流れ切った文字の後 隣り合う手を取った」という対局の表現。
筆者はまだ物語の結末を知りませんが、上記の歌詞に沿った結末が用意されていると推測しています。
その②:結末は雪じゃなくて雨が降れば良い
さて、ここから一気に『芽ぐみの雨』という歌の核心に迫っていきます。
この歌詞には2つの意味が込められていると考えています。
1期2期のOPでも”雪”という単語が度々登場しており、明らかに登場キャラの雪ノ下雪乃(以下雪乃)とリンクさせています。
それを基に考えると、今回の「結末は雪じゃなくて雨が降れば良い」=「ヒッキーこと比企谷八幡が、雪乃を選ばない結末だと良い」という意味だと考えられます。
明らかにヒッキーに好意を寄せている結衣の心境を、遠回しに表現しているのでしょう。
さて、「結末は雪じゃなくて~」の歌詞にはもう1つの意味があります。
ラスサビの「雨のあとは芽ぐむ(=芽が出る)もの」という歌詞と意味が繋がっているんですね。
『雨が降った後には芽が出るから、雪じゃなくて雨が降れば良い』という事です。
さらにこの歌詞は、➂にも繋がってきます。
その③:なぜって 顔を上げられているから
この歌詞に「???」となった方も多いのではないでしょうか?
これはラスサビの歌詞の「プロローグはツツジ色の花が咲けば良い」と繋げて考えることで、初めてその意味が分かります。
この歌詞における”顔”というのは、”植物(花)の顔”を表しているんです。
雪が降ればその重みによって、花の顔は下を向いてしまいます。
それに対して雨が降った後は、水が栄養になって育ち、”花の顔”はいっそう上を向くようになります。
その様子を表して「なぜって 顔をあげていられるから」という歌詞になっているのですね。
- 赤(=由比ヶ浜結衣)のツツジ=「恋の喜び」
- 白(=雪ノ下雪乃)のツツジ=「初恋」
ツツジには、上記のような花言葉があります。
それぞれのイメージカラーに、花言葉がドンピシャでリンクしています。
由比ヶ浜結衣はヒッキーを好きになって「恋の喜び」を感じ、雪ノ下雪乃は「初恋」を知った。
そのような意味が、歌詞に込められているのではないでしょうか?
その④:週間を変える君はダークヒーロー 誰も気が付かなければいいのに
これは言うまでもないでしょう。
ダークヒーローというのは主人公の比企谷八幡のイメージにぴったり。
「その魅力に誰も気付かなければ良いのに...」
という由比ヶ浜結衣の心境を表した歌詞と言えるでしょう。
その⑤:せめて最後の強がりくらい上手くしたい
まあもう、お察しの通りです。
俺ガイル3期3話現在までで由比ヶ浜結衣の切ないような、もどかしいような、何かを察して諦めたかのような、あの眉が下がった表情を何度見たでしょうか?
この歌詞は恐らく、雪ノ下雪乃エンドを迎えた時の由比ヶ浜結衣の心境・行動を表しているのでしょう。
俺ガイルにて描かれている彼女の人物像とピッタリと一致します。
おわりに
『芽ぐみの雨』の歌詞を紐解いていくと、”由比ヶ浜結衣の切ない心情を表した歌”だという事がお分かり頂けたかと思います。
1期や2期の主題歌にも、俺ガイルの内容を暗喩している歌詞がたくさん散りばめられています。
もう一度1期2期の主題歌の意味を考えながら、アニメを見直しても面白いかもしれませんね。
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それでは今日はこれでおしまい。
ンまたな('ω')ノ